コーポレートブランディング支援を行う株式会社揚羽(東京都中央区 代表取締役社長:湊 剛宏 証券コード:9330 以下「弊社」)は、全国のビジネスパーソン131名を対象に、理念体系に基づいた行動に関して調査を実施しました。

■理念の体現の3要素は「定期的に意識できるような機会の設定」「具体例の提示」「説明の機会」にあり

企業の「理念体系*」を従業員が体現するために必要だと思うことでは、「定期的に意識できるような機会の設定」が最多(66.4%)。続いて、「具体的な行動例の提示」(62.6%)、「理念体系の説明」(60.3%)が続きます。一方、最も回答数が少なかったのは「インセンティブの付与」(22.1%)となりました。

理念 浸透 アンケート 調査

理念体系*・・・パーパス・存在意義・志/理念・経営理念・企業理念/ミッション・ビジョン・バリューなどの中で、今伝えるべき企業の方針

また、「勤務先の理念体系をもとに行動している」理由には、「理念体系が自身の思考・行動の方向性と一致している」といった価値感の一致・理念への共感に関する回答が最も多く集まりました。次に、「パーパスに基づいた部門目標が設定されている」のような日々の業務に紐づいているという理由が多く挙がりました。

一方で、「勤務先の理念体系をもとに行動できていない、⾏動しようと思わない」理由には、「自分の業務において『理念体系に基づいた行動』が何か分からない」という声が多く聞かれました。

■考察・社内浸透事例

理念の浸透には、各社が大切にしていることを、従業員一人ひとりに「近い」と感じてもらうことが重要です。どんなに素晴らしい理念を策定しても、従業員が『自分には関係ない』と「遠い」と感じてしまうようでは浸透しません。弊社では、企業理念と従業員を接続させ、一人ひとりが理念を体現するための仕組みづくり、実行支援を行っています。

今回の調査では、理念の体現に必要な施策として「定期的に意識できるような機会の設定」「具体的な行動例の提示」「理念体系の説明」に多く回答が集まりました。定期的に意識できる機会として例えば、弊社 揚羽では毎週月曜、全社員が参加する朝会にて行動指針についてエピソードを語り合っています。その中で、模範となる行動や理念の解釈のインプット、さらに自信の経験をアウトプットすることで理念を「近く」感じてもらい、浸透を図っています。

さらに、企業の理念体系を、事業部ごと、グループごと、そして一人ひとりの言葉に置き換えることも有効です。株式会社ベルシステム24ホールディングスでは、現場を束ねているグループマネージャーを対象に、企業のスローガンを言語化し、自組織としての指針を決めるワークショップを実施しています。このように、企業理念を自組織の言葉に変化させることで、自分ごと化しやすく、「近い」と感じやすくなります。

詳細はこちら(https://www.ageha.tv/works/bell24/)からご覧ください。

また、今回の調査において「理念浸透のために行われている施策」のうち「広告出稿(TVCM、新聞・雑誌、交通広告など)」の回答が7%あったことにも注目したいと思います。社外に向けた発信を通して、社内浸透を加速させる手法も増えている印象です。

弊社では、言行一致のブランドコミュニケーションの型として、「バタフライモデル™」を提唱しています。

「バタフライモデル™」とは、インナー&アウターブランディングを一気通貫で行うブランディングの方法論です。

理念を従業員に共感・体現してもらうためのインナーブランディングのプロセスは、昨今の人的資本経営への注目もあり、社外のステークホルダーにとっても重要な情報となります。さらに、社外に向けた情報発信を社内の誇りにつながるように設計していくことで、インナーとアウターが矛盾しない、言行一致型のブランドコミュニケーションが実現し、企業価値を向上させるのです。

〈「バタフライモデル™」の詳細はこちら:https://www.ageha.tv/information/info-info/butterfly-model/

弊社は、人材の定着(インナーブランディング)、社外への情報発信(コーポレートブランディング、サステナビリティブランディング)、人材の採用(採用ブランディング)、など幅広い領域で、ブランディングの伴走支援をしています。また、徹底した課題導出をもとに、戦略策定からクリエイティブ・顧客体験・理念浸透まで、“一気通貫で支援”する姿勢を大切にしております。

従業員への理念浸透、インナー&アウター一貫したブランディングにお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
〈ご相談窓口:https://www.ageha.tv/contact/request/#top

【調査概要】
調査手法: インターネットリサーチ
調査対象: ビジネスパーソン131名(上場/非上場を問わず、企業に勤める全職種の男女)
調査期間: 2024年7月10日~22日

【引用・転載のクレジット表記に関するお願い】
本調査データの引用・転載には、必ず弊社クレジット「株式会社揚羽」を本調査データ付近にご記載いただきますようお願い申し上げます。

【会社概要】
会社名:株式会社揚羽
市場:東京証券取引所グロース市場(証券コード:9330)
資本金:2億7899万円(2023年9月30日時点)
所在地:〒104-0032 東京都中央区八丁堀2丁目12-7 ユニデンビル3F
設立:2001年8月
代表者:代表取締役社長 湊 剛宏
ミッション:一社でも多くの企業のブランディングに伴走し、日本のビジネスシーンを熱く楽しくする!
事業内容:ブランディング支援全般
支援領域:コーポレートブランディング/パーパスブランディング/インナーブランディング
     アウターブランディング/サステナビリティブランディング/採用ブランディング
     製品・商品・サービスブランディング 等
ブランディングにおけるコンサルテーション、クリエイティブ、ソリューションまで一気通貫できるパートナーとしてご支援をしてまいります。

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社揚羽 広報担当
TEL:03-6280-3336 Email:pr@ageha.tv FAX:03-6280-3337